単元の目標
お互いの考えを深めるために、立場を明確にしながら話し合うことができる。
つけたい力
思考・判断・表現の中の「A 話すこと・聞くこと」(1)オ「互いの立場や意図を明確にしながら計画的に話し合い、考えを広げたりまとめたりすること」
評価規準
- 言葉には、相手とのつながりを作る働きがあることに気づいている。
- 「話すこと・聞くこと」において、互いの立場や意図を明確にしながら計画的に話し合い、考えを広げたりまとめたりしている。
- 進んで立場を明確にしながら、学習の見通しを持って話し合おうとしている。
単元計画
第1時「これまでの話し合いを振り返り、学習の見通しを持つことができる。」
これまでの話し合いを想起する。
動画を見てどのように話し合えばよいかを考える。
単元の計画をノートに書く
次時以降に話し合う議題について考える。
お世話になった方へのお礼は、手紙がよいか、電子メールがよいか。
総合的な学習の時間等でGTの方から話を聞く活動を企画しているので、今回は教科書に掲載されているこちらの議題にします。
おまけ:Claudeに出してもらった議題から厳選した3つ
- 「宿題は毎日出すべきか、週末だけにするべきか。」
理由: この議題は、児童の学習習慣と生活バランスに直接関わる重要なテーマです。日々の学習の継続性と、自由時間の確保のバランスについて考えることで、自己管理能力や時間管理の重要性について学ぶ機会となります。また、家庭環境の違いによる意見の多様性も期待でき、他者への理解を深める良い機会となるでしょう。
- 「授業でのタブレット使用は、全科目で取り入れるべきか、一部の科目に限定すべきか。」
理由: 現代の教育においてICT活用は避けて通れない話題です。この議論を通じて、デジタル機器の利点と欠点を多角的に考察し、効果的な学習方法について児童自身が考える良い機会となります。また、情報リテラシーの重要性にも気づくきっかけになるでしょう。
- 「学校の図書室は、静かに読書する場所と、グループで話し合える場所、どちらを重視すべきか。」
理由: この議題は、学習環境のあり方について考えさせる良いテーマです。個人学習とグループ学習の両方の重要性を認識し、多様な学習スタイルについて考える機会となります。また、公共の場での態度や他者への配慮についても議論を深められるでしょう。
第2時「議題についての自分の立場を決め、聞いた人を納得させる理由を書くことができる。」
学習計画をもとに、本時のめあてを設定する。
議題についての自分の立場を決めよう
同じ立場の友達とペアやグループになって話し合う。
話し合ったことをもとに、自分の立場に対する理由をノートにまとめる。
次時は話し合いの計画を立てることを知り、見通しをもつ。
第3時「お互いの考えを深め合うための話し合いの計画を立てることができる」
教科書P118「中村さんたちの話し合いの計画」を参考に、話し合いの進め方を考えることを想起する。
話し合いの計画を立てよう
司会と参加者のグループを決める。
教科書の話し合いの進め方を参考に決める。
その際、(3)と(4)に注目し、異なる立場の意見を理解しながら、互いに考えを深め合うには、どのように話し合うとよいか?を考える。
必要に応じて教科書の動画を提示しようと考えています。
次の時間の話し合いに向けて、気をつけたいこと、不安なこと(あれば)を振り返る。
第4・5時「異なる立場の意見の納得できるところを考えながら話し合うことができる」
司会用のカード
司会は、話し合いを記録にまとめることを確認する。
話し合って考えを深めよう
クラスルーム上で共有されている前時の板書やノートをもとに議題について話し合う。
可能ならGoogleドキュメントの文字起こし機能を使いたい。
話し合いを通じて考えたことをもとに、改めて議題についての自分の考えをまとめる
次時は単元の学習を振り返ることを確認する。
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