単元目標
月と太陽の位置に着目して、これらの位置関係を多面的に調べる活動を通して、月の形と見え方と月の太陽の位置関係についての理解を図り、観察、実験などに関する技能を身につけるともに、主により妥当な考えをつくりだす力や主体的に問題解決しようとする態度を育成する。
単元計画
第1時「月や太陽の様子に興味をもち、2枚の日没時の資料を比較して、月の見え方についての問題をつくり、調べる計画を立てることができる」
- 月の位置や形はどうか?
- 数日後の様子を撮影すると、月の形や見える位置は変わっていくだろうか?
月の形は、どのように変わっていくのだろうか?
- 月も太陽も球形をしている。
- 月は自ら光を出していない。
- 太陽の光を反射して光っているように見える。
予想をふきだしくんに書いて交流する。
月の形の変わり方について、調べる方法を考える。
- 数日おきに同じ場所で記録する。
- 太陽のしずんだ位置も記録しておく。
第2時・第3時「月の輝いて見える側に太陽があることを捉えることができる。」
ここは結構難しいと思うんですよねぇ・・・
ちなみに月齢を確認するページはこちらから
保護者向けの文面です。よかったら参考にしてください。
月の夜間観察についてのお願い
理科の学習で、月の様子や形の変化についての観察を行いますので、可能であればご協力をお願いします。
(観察の期間:◯月◯日〜◯月◯日、観察の時間:日没の頃)
1.夜に探すと危ないので、昼の明るい間に、観察のための、見通しのよい場所を選んでおいてください。
2.月の観察方法は、教科書p.81を参考にしてください。
3.子どもだけでの夜間の観察は、大変危険です。絶対に、お子さんだけで外出させないようにしてください。
教科書では、9月7日、9月11日、9月15日です。
2週間ほどの期間を設定しておき、その中で記録、観察したらいいかなと思います。
日没直後に見える月は、明るく光って見える部分が、少しずつふえていく。
月の光って見える側に太陽がある。
月の形が、日によって変わって見えるのは、どうしてだろうか?
第4時「月の形が日によって変わって見える理由を調べる方法を考えることができる。」
懐中電灯とボールを太陽と月に見立てて、調べる方法を考える。
班で方法を話し合った後、教科書に記載されている実験について確認する。
結果をワークシートに記入する。
評価を行うために、ワークシートは、教科書のQRからとんで記入したものをクラスルーム経由で提出。
おそらく実験の意味がわからない子たちが結構いるかなと思うので、次の時間のために動画を撮っておきます。
次の時間は、振り返りから入って今回の学習のまとめを行います。
第5時「観察や実験の結果を基に考察して、より妥当な考えをつくりだすことができる」
そもそもこの時間における「より妥当な考え」とは?
モデル実験を他の班がしているのを見ていると、ずっと同じ部分が光っていた。地球から見ると違ったけど。
観察する日によって月の形が変わるのは、観察する人から見て、太陽と月の位置関係が変わるからだと思う。
朱書きを参考に外﨑作成
いやぁ・・・
こんな考え出ないですって笑
それでも抗うしかありませんが。
撮影しておいた映像を見たり、提出されたワークシートをみんなで見たりして前時の学習を想起する。
実験の結果から観察で月の形が日によって変わって見えた理由を考える。
子どもの反応はまた後日。
実験のとき、太陽と月はどの方向にあった?
ボールの位置と太陽の位置は、観察のときと比べるとどうなっている?
ボールの光っている部分は、どう見えた?
実験の結果を観察と関係づけると、どんなことが言えそう?
月の形は、日によって少しずつ変わっていく。月の形が、日によって変わって見えるのは、太陽と月の位置関係が毎日少しずつ変わっていくため、太陽の光が当たって明るく見える部分が、少しずつ変わるから。
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