【東京書籍】6年生国語指導案 心の動きを俳句で表そう

つけたい力

B 書くこと(1)オ「文章全体の構成や書き表し方などに着目して、文や文章を整えること」

単元計画

目標

表現を工夫しながら、心の動きを俳句で表すことができる。

評価規準

  • 語感や言葉の使い方に対する感覚を意識して、語や語句を使っている。
  • 「書くこと」において、目的や意図に応じて、感じたことや考えたことなどから書くことを選び、集めた材料を分類したり関係づけたりして、伝えたいことを明確にしている。
  • 「書くこと」において、文章全体の構成や書き表し方などに着目して、文や文章を整えている。
  • 進んで日常生活の中から材料を集め、粘り強く表現を工夫して俳句を作ろうとしている。

第1時「単元の見通しをもつことができる。」

STEP
単元の見通しをもつ

俳句には季語を入れることを確かめる

STEP
作品例を読み、それぞれの句のよさについて感想を共有する。

ふきだしくんを利用して感想を共有する。

難しい場合は、俳句を読んで感じたこと・思い浮かんだ情景を対話しながら考えさせる。

STEP
俳句の題材を集める

言葉を連想しながら、書く材料を集める。

イメージマップを使って想像を広げる。

  • 関連する言葉を連想する。【秋→もみじ→写真→思い出】
  • 表したいことを何かに例える。
  • 様子や気持ちが伝わるようにする。
  • 出来事についての思い出を書いておく。
STEP
本時の振り返り

本時分かったこと、わからなかったこと、次にやってみたいことを書く。

第2時「表現を工夫して俳句をつくることができる。」

STEP
本時のめあてを確かめる

マインドマップをもとに、表現を工夫して俳句を作ろう

STEP
集めた言葉を組み合わせて、俳句をつくる

季語は以下から

五・七・五の十七音で俳句を作らせる。

作り方A:季語を一つ決めてから、内容を考える。

作り方B:内容を考えてから、季語を一つ決める。

以下の表現の工夫を参照する。

  • 擬態語、擬声語→「さらさら」「トントン」
  • 体現止め→名詞で終わる
  • 倒置法→語順を入れ替える
STEP
振り返り

実際に作ってみて感じたことを中心に振り返る。

外﨑

この後、子どもたちの書いた俳句を縦書きにし、Googleフォーム上で選択することができるようにしておくと、次の時間の句会がスムーズ

第3時「俳句を読み合って感想を共有することができる」

STEP
本時のめあてを確かめる

句会を開いて作品のよさを交流しよう

STEP
俳句を読み合い、感想を伝え合う

クラス全体の俳句を共有し、表現の工夫を見つける

良いと思った句を教師が提示したGoogleフォームから3つ選択し、それぞれの理由を述べる

STEP
単元の学習を振り返る

どんな材料を集め、どんな表現の工夫をして俳句を作ったかを振り返るとともに、今後どのようなところで生かしていくことができそうかを考えさせる。

振り返ったことを提出し、評価の材料とすることができるように、ロイロノートで書き込むための縦書きのフォーマットを用意しておく。

おわりに

きっと、読まれた先生方の学校でもさまざまな取り組みが行われていると思います。

公式LINEを作りましたので、何かご相談がありましたら、いつでもご連絡ください。

お待ちしております。

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この記事を書いた人

福岡の小学校教員 8年目 / 社会科の授業にICTを活用 / GEG Chikuhoリーダー /初心者向けICT研修講師/ 福岡社会科教育実践学会・日本教育工学会所属 / WordPressでICT活用術を発信 / 動画編集・デザイン・Web記事作成・論文執筆・楽曲制作も

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