多面的・多角的に考えるってどういうこと?

外﨑

みなさん、「多面的・多角的に考える」という言葉を聞いたことがありますか?

最近先生がよく言っていますよね。

難しそうに聞こえるかもしれませんが、実はとても面白くて役立つ考え方なんです。

多面的・多角的に考えるというのは、

ある出来事やモノゴトを、いろいろな方向から見てみることです。

まるで、ダイヤモンドをあちこちから光を当てて見るように、キラキラと輝く新しい発見があるかもしれません

今日は、この「多面的・多角的に考える」ことについて、みなさんと一緒に学んでいきましょう。

目次

多面的に考えるとは?

「多面的」というのは、たくさんの面があるという意味です。

多面的に考えるとは、ある出来事やモノゴトを、いろいろな側面から見ることです。

例えば、奈良の大仏(東大寺の大仏)について考えてみましょう。

大仏を多面的に見るとは、こんな風に考えることです:

  1. 政治的な面:なぜ聖武天皇は大仏を造ろうと思ったのかな?
  2. 経済的な面:大仏を造るのにどれくらいお金がかかったのかな?
  3. 技術的な面:どうやってこんな大きな仏像を造ったのかな?
  4. 文化的な面:大仏ができたことで、人々の考え方は変わったのかな?
  5. 環境的な面:大仏を造るために、自然界にどんな影響があったのかな?

このように、いろいろな面から考えることで、大仏のことをより深く理解することができます。

一つの面だけでなく、たくさんの面から見ることで、新しい発見があるかもしれませんね。

多角的に考えるとは?

「多角的」というのは、たくさんの角度があるという意味です。

多角的に考えるとは、いろいろな立場の人の目線で物事を見ることです。

再び奈良の大仏を例に考えてみましょう。大仏を多角的に見るとは、以下のように考えることです:

  1. 聖武天皇の目線:「大仏を造ることで、国を安定させたい」
  2. 農民の目線:「大仏造りの手伝いで、普段の仕事ができるかな」
  3. 工人の目線:「こんな大きな仏像を造るのは大変だけど、やりがいがあるな」
  4. 僧侶の目線:「大仏ができれば、もっと多くの人に仏教を広められるかも」
  5. 外国人の目線:「日本がこんな大きな仏像を造れるなんて、すごい国になったんだな」

このように、いろいろな人の立場になって考えることで、同じ出来事でも人によって受け取り方が違うことがわかります。多角的に考えると、他の人の気持ちを理解する力も育つんです。

なぜ多面的・多角的に考えることが大切なの?

多面的・多角的に考えることには、たくさんの良いところがあります:

  1. 物事をより深く理解できる
  2. 新しい発見がある
  3. 他の人の気持ちを理解できる
  4. 問題解決の力が育つ
  5. 創造力が豊かになる

どうやって多面的・多角的に考えるの?

多面的・多角的に考える力は、練習で身につきます。ここでは、いくつかのコツを紹介します:

  1. 「なぜ?」「どうして?」とたくさん質問する
  2. 「もし〜だったら?」と想像してみる
  3. 友達と意見を交換する
  4. 図や表を使って、考えを整理する
  5. 本をたくさん読んで、知識を増やす

これらのコツを使って、日常生活の中でも多面的・多角的に考える練習をしてみましょう。例えば、好きな本や映画について、いろいろな角度から考えてみるのも面白いですよ。

まとめ

多面的・多角的に考えるというのは、物事をいろいろな面から見たり、いろいろな人の立場になって考えたりすることです。これは、難しそうに聞こえるかもしれませんが、実は私たちの毎日の生活で使えることです。

今後の歴史学習を通じて、多面的・多角的に考えることができるようになっていきましょう。

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この記事を書いた人

福岡の小学校教員 8年目 / 社会科の授業にICTを活用 / GEG Chikuhoリーダー /初心者向けICT研修講師/ 福岡社会科教育実践学会・日本教育工学会所属 / WordPressでICT活用術を発信 / 動画編集・デザイン・Web記事作成・論文執筆・楽曲制作も

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