【東京書籍】国語6 人物どうしの関係について話し合おう〜風切るつばさ

目次

学習指導要領より

C 読むこと(1)イ
登場人物の相互関係や心情などについて、描写を基に捉えること。

単元の課題

描写をもとに、人物どうしの関係について考えたことを伝え合う。

人物どうしの関係について考えるとは?

STEP
物語の展開に沿って、登場人物どうしの関係を捉える

・物語の時や場所を確認

・人物の設定を捉える

・あらすじを捉える。

・それぞれの出来事で登場人物相互の影響を捉える。

STEP
各場面で捉えた登場人物相互の関係をもとにして、それぞれの登場人物の心情の変化を想像する。

・相互関係を図に表しておき、そこに吹き出しを付け加えたりして書き込んでいく。
・教科書で作成されているデジタルノートの便利がよさそう。

STEP
登場人物の相互関係を中心に物語の感想をもつ。

豊かな読みにするために、人物相互の関係について読み取ってきたことを交流したい。

単元の目標

描写をもとに人物どうしの関係を捉えたうえで、心情の変化を読み取ることができる。

単元計画:全5時間

第1時:物語の初発の感想をもち、単元の学習の見通しをもつことができる。

STEP
教材文の内容について想像し、話し合う。

題名・見開きの絵・リード文から想像したことを話し合う。

余裕があればふきだしくんで交流する。

STEP
全文を通読し、初発の感想をまとめる。

・登場人物に対して

・物語の展開に対して

・みんなで考えたいこと

という3つの観点から考える。

登場人物同士の関係に触れた感想があればピックアップし、単元の学習課題を設定する

STEP
「言葉の力」と、学習の流れを確かめる。

・教科書P76の言葉の力を確認する。

・学習の流れをノートに書く。

  • 物語の展開を捉える
  • 人物どうしの関係を捉える
  • クルルやカララの心情の変化を想像し、理由を考える
  • 感想を伝えあう

第2時:物語の展開と人物の相互関係を捉えることができる。

STEP
物語の設定と出来事を確認しながら音読する

いつ、どこで、どのような出来事があったのかを確かめながら音読する

STEP
物語の展開に沿って、クルルとカララの関係を図に表す

・クルルとカララの心情が表れている行動や様子、会話文を教材文から抜き出す。

・ワークシートに記入する。

・直接書かれていないところがあると子どもたちが言ってきたら想像して書くことを促す

・解釈が分かれたら、次の時間に持ち越す。

STEP
図に表した内容を確認する

・書画カメラ等を使って共有する

STEP
本時の学習を振り返る

・時間の経過に着目し、場面の展開を整理したこと、クルルとカララの相互関係を図にすることによりとらえたことを振り返る。

場面の展開や相互関係を図に整理していく中で、書かれていないことを想像することができた。という振り返りがあると嬉しいなぁ。

第3時:

第4時:

第5時:

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この記事を書いた人

福岡の小学校教員 8年目 / 社会科の授業にICTを活用 / GEG Chikuhoリーダー /初心者向けICT研修講師/ 福岡社会科教育実践学会・日本教育工学会所属 / WordPressでICT活用術を発信 / 動画編集・デザイン・Web記事作成・論文執筆・楽曲制作も

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