今回の記事は、私とチャットGPTとのやり取りをベースに作成しました。
はじめに
こんにちは、皆さん!今日は、小学校5年生の国語物語単元「だいじょうぶ だいじょうぶ」をプロジェクトベースで学習する方法と、Google Apps Scriptを使ったフィードバックの自動化についてお話しします。今後実践する予定で、こちらの内容が先生方の参考になれば幸いです。
PBLで学ぶ5年生の国語物語単元
プロジェクトベース学習(PBL)は、生徒が積極的に問題解決を行い、実践的なスキルを身につけることができる学習方法です。今回のプロジェクトでは、新入学1年生に向けて絵本の読み聞かせを行うことを目標に設定しました。
段階的な学習計画
学習をスムーズに進めるために、以下の段階で進めていきます。
- 資質・能力とプロジェクトの確認
- 教科書教材を使って音読のコツを確認
- 図書室で本を借り、1年生に読む動画を撮影し、ロイロノートで提出
- 班の中で相互評価を行い、評価が高い児童を選ぶ
- 1年生に向けて絵本の読み聞かせを行う(依頼文も自分たちで考える)
- 単元を通して身につけた力を振り返る
- 学習の目標
学習の目標は以下の通りです。
- 文章の構成や内容を理解し、自分の思いや考えが聞き手に伝わるように音読や朗読を行う
- 声の大きさや抑揚、速さや間の取り方を工夫する
- ルーブリックの作成
音読に関する評価項目として、以下のルーブリックを作成しました。
声の大きさ: 適切な声の大きさで読む / たまに小さくなる / 全体的に小さい
抑揚: 聞き手に伝わる抑揚で読む / 抑揚が少ない / 抑揚がほとんどない
- 速さ: 適切な速さで読む / たまに速くなるか遅くなる / 全体的に速いか遅い
- 間の取り方: 適切な間を取る / たまに間が長すぎるか短すぎる / 全体的に間が長すぎるか短すぎる
- 文章の理解: 文章の構成や内容を理解し、自分の思いや考えが聞き手に伝わるように読む / 部分的に理解が浅い / 文章の理解が不十分
Google Apps Scriptを使ったフィードバック自動化
相互評価にGoogleフォームを使用し、回答はスプレッドシートに集約します。その後、一人ひとりの回答を名前でソートし、個別にA4用紙1枚(ドキュメントかスライドに出力)にまとめて返す方法を紹介します。
Google Apps Scriptでの自動化方法
まず、Googleスプレッドシートを開いて、上部のメニューから「拡張機能」>「Apps Script」を選択して、新しいプロジェクトを作成します。
新しいプロジェクトが開いたら、Code.gsファイルを開き、以下のコードを貼り付けます。
function createFeedbackDocuments() {
var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('Form Responses 1');
var data = sheet.getDataRange().getValues();
var headers = data.shift();
data.forEach(function(row) {
var name = row[0]; // 名前が入っているカラム
var doc = DocumentApp.create('Feedback for ' + name);
var body = doc.getBody();
for (var i = 0; i < row.length; i++) {
var header = headers[i];
var value = row[i];
body.appendParagraph(header + ': ' + value).setHeading(DocumentApp.ParagraphHeading.HEADING2);
body.appendHorizontalRule();
}
// 保存先フォルダのIDに置き換えてください
var folderId = 'Your folder ID here';
var folder = DriveApp.getFolderById(folderId);
var docFile = DriveApp.getFileById(doc.getId());
folder.addFile(docFile);
DriveApp.getRootFolder().removeFile(docFile);}
);
}
必要に応じて、row[0]の数字を名前が入っているカラムのインデックスに変更します。
Your folder ID hereの部分を、生成されたドキュメントを保存するGoogleドライブフォルダのIDに置き換えます。
すべての変更が完了したら、ファイルを保存し、createFeedbackDocuments()関数を実行すると、指定したフォルダにフィードバックドキュメントが生成されます。実行するには、上部のメニューから「実行」>「関数を実行」>「createFeedbackDocuments」を選択します。
このコードは、スプレッドシート内の回答データを取得し、各回答ごとにGoogleドキュメントを作成して、指定したフォルダに保存します。ドキュメントの中には、各回答の内容が見出しとして記載されます。
まとめ
今回の記事では、小学校5年生の国語物語単元「だいじょうぶ だいじょうぶ」をプロジェクトベースで学習する方法と、Google Apps Scriptを使ったフィードバックの自動化について紹介しました。これらの方法を活用して、先生方が効率的に授業を進める手助けになれば幸いです。
今後実践する予定の内容であり、実際に生徒たちがどのように学ぶかは今後の課題となりますが、効果的な学習方法として期待が持てます。教育現場でのPBLの取り組みや、Google Apps Scriptを使った教育支援の活用が、今後ますます広がることでしょう。
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